マツムラクリエイティブ松村道裕です。
前回の「玉子焼きPOP」に続き今回は簡単に売上を数倍にした
「挽きたての珈琲POP」のご紹介をしたいと思います(^-^)
※昔の記憶を思い出して書いています.
このお店には電子レンジの横に珈琲メーカーが設置してあり
気軽に「挽きたて珈琲」が購入できるようになっていました。
休憩の時には、この珈琲を飲みながら事務所でまったりしいていました
だいたい3日に一回のペースでこの珈琲を買っていて
もちろんスタッフの女性たちも、外の缶コーヒーより美味しいと
カフェ気分で飲んで休憩時間を楽しんでいました。
この珈琲にハマりだして、一ヶ月が経ち
女性スタッフの休憩の会話の中で、この珈琲メーカーの
「運命を変える話題」になりました。
スタッフA「何でこの珈琲めっちゃ美味しいのに誰も買わへんのやろ?」
※何故かここのスタッフ女性数名は関西弁でした。。。
スタッフB「この珈琲メーカーって、お客様が買ってるところ見たこと無いねんって!」
スタッフC「だって自分でセットするのって面倒やん…」
私「でも、皆さん普通に飲んでるじゃないっすか?!」
スタッフC「あ!ごめん、この前お客様にこの珈琲っていくらですか?って聞かれた~(笑)」
・・・ん?!
●●さん! マジっすか?!
恐る恐る見に行って見ると、値段が書いて無い!!
しかも買い方も書いてないし、挽きたての言葉も無い!
完全に、この珈琲マシーンは
御客様に買っていただくものだということを
忘れてた(-.-;)
そうだった… 私が最初に買った時、買い方を店長に聞いたっけ。(^^;;
そして、この珈琲メーカーの売上も気になったので開けてみました。
200円…(゚o゚;; …
「間違いなく、この200円は自分たちが買ったぶんでした。」
思いました
何故、置いているのだろうか、こんな大きなマシーンを
しかも維持費は掛かってるし飾りじゃないし
これ、お客様に売るために置いているのだから。。。
売れない理由をちょっと考えてみました。
1.お客様は、価格がわからない。
2.お客様は、使い方がわからない。
3.お客様は、マシーンの存在に気づいていない…。
あ…
何故、1ヶ月以上この超簡単な問題に
気づかなかったのだろうか…。大反省
早速、この珈琲メーカーの「使い方POP」を簡単に作りました。
金額・種類・作り方
ココに珈琲を挽きたてで飲めるマシーンがあるよー!のPOP。
この4つのことを書いたPOPを、珈琲メーカーのコインを入れるところに貼りました!
※珈琲メーカーの隣に、お冷がありましたのでPOPが目につきます。
すると…
1日に200円位ずつですが売れるようになりました
※実際に揚げ場からお客様が購入している姿が見えていましたし(^-^)
売れなかったものが売れるようになるのも、嬉しかったですね!
実はこの時!
密かにこの状況を見て感動していたアルバイトの高校生がいました
「松村さん! スゲーっすね!」
これ貼っただけで200円っすよ!
お店の商品全部に貼ったら
めっちゃ売れるんじゃないっすか?!
一緒にアルバイトをしてた遼君も、それからPOPに興味をもち
気になる商品に、自己流のPOPを作って貼っていました
俺の作ったPOPをお客さんが見てますよ!
マジ嬉しいっす!
私も嬉しかったですね(^-^)
ただ日々の作業をするだけではなく、お客様の為になることをする。
自分の作ったPOPでも商品が売れる。
いつしかお店の雰囲気も変わってきて、毎日がきつくても楽しくお店と接していました。
遼君さあ、 この珈琲POPに「ほっと一息」てタイトル付けようと思っているけど
「ほっと一息」するときってどんなとき?
タバコっすか?
ん~ タバコか~、俺はタバコ吸わんもんね~
あ! 松村さん! トイレは?!
お~ 遼君! そこいいね~
というわけでトイレに「挽きたての珈琲POP」を置いてみました(^-^)
※画像も残ってました。
このPOPを置いて珈琲メーカーの売上を見るのが楽しかったですね。
だって多い時には1日に800円とか
このトイレにはこのPOP以外何も置いていませんでした
実はPOPを沢山置きすぎると情報の分散で
一つひとつが目立ちにくくなります。
同じ場所でPOPの置きすぎには注意です!
とにかく、いつも綺麗に掃除していましたので
トイレが綺麗だと、ほっとできるんですよね~。
松村さん、次はどこにPOPをつくりましょうか?
なんか面白いです。
俺、松村さんとPOP屋さんしたいっす!
POP屋さんか~ いいね(^-^)
この時から思い初めました、もう一度広告の世界に戻ろうかなと…
欲しい商品を探している誰かのために
作る広告だったら、本当の広告が作れるかもしれない。
そんな感じに浸っていると起きるんですよね(^^;;
事件が…
「玉子焼きのPOPを隠した人がいる!」(笑)
続きはまた次回。